「D&D Online」をきっかけとし,日本のオンラインゲーム市場の活性化を目指す さくらインターネット

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スクエニのEQ2撤退とかDAoC日本語版の惨状みてると、正直何故さくらが新規事業として運営かと思うと疑問がありました。
ですが、本文を読み進めるにつれ、なるほどと思える部分もでてきました。

原価で運営できる強み。固定費削減

MMORPGというジャンルを運営するにあたって,今までのゲーム会社さんで一番リスキーだったのは,固定費として回線費やデータセンター利用費が発生するということだったと思うんです。
当社としては,それらを自社でまかなえるので,ストレスのない環境をユーザーに提供しつつ,非常に低原価でサービスできる。通常,損益分岐点が高くなるサービスを,当社がライセンスを取得することで,損益分岐点を低いところからスタートできる。それが最大の強みです。

プレイヤーが増えれば増えるほど,運営が厳しくなるという現状こそが,ゲーム大国であるはずの日本の,オンラインゲーム市場の発展を阻害していると思うんです。

なるほど。それは確かに言えることだなぁ。

ゲーム大国・日本のオンラインゲーム市場を活性化させる第一歩として,「大企業じゃなくてもMMORPGを作っていいんだよ」という環境を作りたいんです。さくらインターネットの社長として,そして一人のゲームファンとしてね。

なんとなくGoogleっぽい。

最大の問題には焦点がぼやけた感じ

4Gamer
 最近ではEverQuest IIの日本運営の中止が決定し,「コア向けのMMORPG市場は厳しいんじゃないか」という雰囲気も漂いつつありますが,その点についてはどうお考えですか?

笹田亮氏:
 パッケージ販売に頼ったPCゲームというのは,日本のPCゲーム市場には向かないと思います。実際,PCゲーム市場における,日本のPCゲーム売り場の棚には,仮にそのスペースを全部独り占めしても,5万本しかおけないんですよ。

だからクライアントをダウンロード販売するから大丈夫!ってのは回答になってないっすよ。根本的に間違ってると思う。海外の独特のゲーム雰囲気が日本人に受け入れられない点をどう解決するかが、成功するか失敗するかだと思うんだけど。

サーバーは日本独自

ワールドワイドサーバーではなく日本サーバーということで,当社のデータセンターに設置される形になります。といっても,IP制限をするわけではないので,外国在住のプレイヤーがまったく参加できないということにはならないでしょうけどね。

FF11では全言語同じサーバーでしたが、DDOはちゃんと日本専用のサーバーを設置するようです。まー、ボイスチャットで話し掛けられたらわかんねーもんなぁ。

正式サービス開始は夏。クローズドβオープンβあり。

正式サービス自体は,遅くても“夏”と呼べる範囲には行いたいと考えています。クローズドβテストは数週間程度の実施を考えていて,そのままオープンβテストに以降し,そして正式サービス開始と,そういう流れを計画しています。

ということで、結構近いうちにクローズドβテストやるんじゃない?

結局どうなの?

個人的な意見として、さくらインターネットの運営がどのくらいか?パートナーシップを結んでる各会社がどうか?というところで、かなり未知数です。
買うかどうかと言われたら、βテストでのプレイ感次第でしょう。私自身、D&Dの世界観とかよく知らないし。D&Dと言われると昔ゲーセンにあったカプコンのやつを思い出すぐらいです。
とはいえ、開発中止や撤退等、暗い話題が多いMMORPGの中で、新規参入を声高らかに宣言するさくらインターネットに期待したいです。