2001.03.30

東京ゲームショウ -Diablo- (http://wow.dynalias.net/)

2001.03.30

金曜日はゲームショウだったのである。
Diabloのディレクターとプロデューサーが来日していて、某C社のブースで
エキスパンションパックの宣伝を兼ねたトークライブを行ったのだが・・・。
いざ始まってみると、傍聴者が私を中央に20人に満たない人しか居ない。
プレス関係を除けば10人に満たないのである。
午前中の人の大半が業界関係者だった事もあるが、これはあまりにも酷い話しである。
C社ももう少し配慮してあげて欲しかった。 

トークライブ中にパラパラと人が去ってしまい、残ったのは4−5人。
これはつらい。
あまりにも酷い。
おまけに、「何か質問がありますか?」という問いに対して、私の両隣の傍聴者も去ってしまった。
どうみても業界関係者だった。
それでも、きちんと日本人向けのメッセージをサービストークするDiabloスタッフ達。

これがPC業界で200万本という偉業を成し遂げ、オンラインRPGの市場を開拓した人物に対する日本の礼儀か?
尺度こそ違えど、日本の業界人として、彼らの話しぐらい最後まで聞けんのか?
そんな風に思ってしまった。 

私もよくゲームショウやなんやでステージ上でなんちゃらトークライブだのなんだのとやらされたり、やったりしてきたが、
ここまで酷い扱いを受けた事はない。
むしろ、居なくなったキャラクターを返せだの、また○○が最強なのかなどとと、
大量の罵声を浴びているほうがまだマシである(大半は好意的だし)。

その後、Diabloのスタッフ達は寂しそうに去っていった・・・。
米国から遠路はるばるやってきたネットワークRPGの先駆者は何を想ったか。
同時刻にファイナルファンタジー新作コーナーに群がる群衆を見て何を想ったか。


寂しいばかりである。

全文転載。そのカプコンがWoWの日本代理店だからなぁ。ブリザードは日本市場を当時の状態と思っているのだろうか。まぁ、当時のDiabloスタッフもブリザードにはもういないはずだが・・・。